生きていくためには働いて、食べないといけない。そのシンプルな事を支えるのは「おいしい」が詰まった本だったりします。取り立てて趣味も持てないシングルマザーことこと子が、一緒に暮らすJKピヨとの生活が心豊かになるようにと、日々人生の肥やしにしているおススメ本を紹介します。
伝説の家政婦
2020年ごろから、全国TVで頻繁に登場するようになり、「伝説の家政婦」として注目を浴びるようになったタサン志麻さんをご存じでしょうか。彼女の生み出すお料理の数々が、とにかく美味しそう!実際に食べたことないくせに、画面越しに繰り広げられるその見事な所業に一瞬で虜になりました。
大阪あべの・辻調理師専門学校、同じグループのフランス校を卒業した後、ミシュラン三ツ星レストランでの研修を経て、日本の老舗フレンチレストランなどに勤務。
2015年からはフリーの家政婦として独立し、徐々に評判を呼んで「予約の取れない伝説の家政婦」としてメディアから注目されたそうなんです。
ちょっとフレンチなおうち仕事
今回ご紹介する本は、そんな伝説の異名を持つ、タサン志麻さんの普段の暮らしにスポットをあてた本です。
「ちょっとフレンチなおうち仕事」株式会社ワニブックス 2020年6月1日初刷発行
15歳年下のフランス人の夫と、2人の息子さんと猫たちと暮らしながら、毎日の食事と台所仕事を書き込んだ実にシンプルかつ、永久保存版の一冊です。
TVでは訪れたお家の食材で次から次へと、1週間分の食事を仕込む華麗な料理人の印象。でも著書では、ご自宅での風景などではTVと少し様子を違えて”お母さん”の温かみを感じます。でもそれでいて、紹介される料理は、日本の家庭の枠をはるかに飛び越えたスタイリッシュさも兼ね備えているので、やはりフレンチのシェフらしいカッコよさもあるのです。
あぁ、好き。志麻さんの料理食べてみたいなぁ。
そんな風に、志麻さんの魅力にどっぷりハマり、いつの間にか憧れる女性がまたひとり増えてしまいました。
実際に真似していること
この「ちょっとフレンチなおうち仕事」には主に、子育て、古民家暮らし、フランス料理、調理道具のことについて書かれているのですが、特に調理道具についての志麻さんの考えが実にシンプルで斬新!タサン志麻さんの料理、無駄のない丁寧な暮らし、そしてなにより楽しそうな姿に早速できることを真似してみようと思いました。
◆まな板を小さくすると料理がラク
◆菜箸は万能料理器具
いくつかポイントがある中、特に感心したこの二点は、我が家でさっそく役にたって実践中です。詳しくは著書でご覧くださいね。
あと興味深いのがこれ「ラクしたい時こそフランス料理」の文字。え!?うそでしょ?フランス料理は繊細でとても手間がかかると思っていただけに、これには驚きました。
ここは次のステージとして、本を熟読しながら今後の参考にしてみようと目論んでいます(笑)
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